早口言葉のすごろくです。大人も子供も楽しむことができます。 また日本の早口言葉だけでなく、 ゲームに参加する人の国の早口言葉を言ってもらうマスも設けました。
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対象と所要時間
対象者の目安
- 子供から大人まで。日本人もできます。
- もちろん2人以上から。
- サポートすれば レベル0からできます。
所要時間
どれだけ生徒が早口言葉を言えるか、またどのくらいでゴールできるかは 出る数によって違うので、実際は読めません。もし授業内でやる場合は、10~15分くらい時間を残して教師が調整するといいと思います。(3回言うところを一回にするなど)
子供クラスの場合は、すごろくだけでも楽しめるので、飽きなければ終わるまで 遊んでもいいと思います。
準備するもの
- すごろくプリント。 A4で2ページを片面印刷。 2ページ目の左の線の箇所を糊付けし、
(又はテープで) 1枚目のプリントの後ろに貼り付ける。そうするとA3サイズになります。 - サイコロ (6までのサイコロだと、早口言葉のマスに行かない人も増えるので、 1~3までのサイコロを作ってもよい)
- 人数分の駒。 紙で人の形のものを作ってもいいし、マグネットや折り紙で代用しても可。
- ストップウォッチ ( 早口言葉で時間を図る場合のみ)
やりかた
通常のすごろくと同様のやりかたです。
スタートの箇所に駒を置く。自分の番が来たら、サイコロを振り、出た目の分だけ進む。
止まった所に書かれている早口言葉を言ったり、指示に従ったりする。
ゴールに一番早く着いた人が勝ち。
プリントに書かれているものは下記のとおりです。
- 早口言葉が書かれているマス。8か所
日本語の有名な早口言葉が書かれています。 全部で8つあります。
×3の表記があるものは 3回言うこと。
上級レベルは 早く言えるかを ストップウォッチなどで計っても良い。 - 何もないグレーのマス
ここは止まっても何もする必要がありません。 - 黄色いリボンのマス1ーあなたの国の早口言葉を言ってくださいー3か所
書かれている通り、このマスに止まった場合は その人の国の早口言葉を言ってもらう。
その人がまたこのマスに止まった場合は前回言ったものと別の早口言葉を言ってもらう
こと。 - 黄色いリボンのマス2ー先生、友達が言った早口言葉を言ってくださいー 2か所
このマスに止まった場合、止まった人が誰かを指定し、(または 教師でもいい)
指定した人に何か早口言葉を言ってもらう。(母国の早口言葉で問題なし)
その聞いた早口言葉を真似して言わなければならない。 - グレーの雲のマス 2か所
このマスに止まった場合、矢印で表示されているマスの箇所に戻らなければならない。
そして戻ったマスの指示に従わなければならない。そして そこからまたゲームを始める。
ルールは 都度変更してもOKです。 そして ただ早口言葉をいうだけでなく、どういう意味なのか教師は教えてあげましょう。 また、生徒の国の早口言葉を聞いたら、意味を説明してもらいましょう。
早口言葉すごろく プリント
早口言葉すごろくプリントです。2ページあります。 A4で 1ページずつ片面コピーし、
糊で貼り、2つ合わせてA3サイズでお使いください。編集不可です。
下記はサンプルです。
早口言葉に 使える教具、本 紹介
早口言葉に使える教具や本を少し紹介します。※広告を含みます。
●Kumon 早口言葉カード
KUMONのカードシリーズの一つです。 絵をみながら楽しく覚えることができます。
ただし縦書きなので、初級学習者には読ませることより、教師が言ったものをリピートし、
発音と意味を確認するのに使うといいと思います。現在は新装版が出ています。(写真は初版の物です。)
●早口ことばえほん なんとニャンコ うんこ4こ
芸人 大谷健太さんが作った絵本です。 『ちゃんと 読んではいけない絵本』と宣伝されている通り、
デザインがわりとはちゃめちゃ笑 です。
ただ書かれている言葉は学習者にわかりやすいものや、教科書より馴染みのある日本語(マジなど)
が入っていたりするので、興味が出ると思います。 また、絵がわかりやすく、面白いです。
問題はタイトルにもあるように ちょっと下品…教えていいものか?などの言葉が入っていたりするので、使用する際は 省くか、クラスを選んだほうがいいかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
早口言葉は、リズムや発音の勉強にもなります。また意味を聞くと、文化に密接に関係しているものもあります。 楽しみながら、文化や発音などを学べると思います。
今回は 初級から楽しめるように 意味が難しい早口言葉は省きました。もし上のクラスで使用するのであれば是非 「坊主が屏風に上手に絵を描いた」など日本文化に関係するものなども教えてあげてください。
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