8課 形容詞+名詞の形の練習と活動プリント

みんなの日本語

L8の形容詞+名詞の文を自由に作ってもらう練習。 練習C-2の活動プリントもダウンロードできます。

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L8 形容詞+N、N+N 文作り量産 練習

い形容詞+名詞、な形容詞+名詞の形を勉強したら、 下記の表を使って、文をたくさん作らせましょう。 初めは 本など 名詞を提示して文を作らせ、その後は 自由例文を作らせる。

例:これは 日本の/古い/有名な+本です など。 ※初めは 「Nです」の箇所を 教師が 本、山、人など いくつか指定して作らせること。

その後、動詞文につなげていきます。 生徒に後半にくる動詞文を考えてもらうのもいいと思います。 助詞に注意。

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L8 練習C-2 活動プリント

みんなの日本語L8 練習C-2の活動プリントです。 一枚目は C-2の会話文(練習用に 一部会話を変えています。) 二枚目は イラストを見て、答える練習です。 大人数のクラスなら、もう少し物を増やした方がいいと思います。簡単にやり方を書きます。 動詞文導入前がいいと思います。

イラストは (赤い/青い/黒い)傘、(赤い/白い)花、(大きい/小さい)時計、(古い/新しい orきれいな)椅子 です。他にも値段など付け足して (高い/安い)Nにすることができます。

学校授業でのやり方

学校での授業であれば、レアリア(現物)を使用するのが、一番ですが、ない場合はこのプリント2枚目の プリントをイラストごとに切り、 マグネットを付けてホワイトボードに 貼っておくといいです。

C-2の練習を教科書でしてから、 客と店員を演じてもらい、 C-2 または このプリント一枚目同様の会話をし、 下線の箇所だけ変更する。 できれば 見ないで言ってもらう。 また、店員は 「いらっしゃいませ」などを付け足してもいい。 やるときは できるだけ、本物に近い状態で。ただ席に座って 読むのではなく、店員役は ホワイトボードの前、 客役は入るところから演じると 少しだけ臨場感が出ます。下記は 例です。

  1. 店員役「いらっしゃいませ。」
  2. 客役「すみません、(ホワイトボードに貼られているイラストの中から一つ物を選び、)その N をみせてください。 」例:その 傘を見せてください
  3. 店員「この 形容詞+N ですか。例:この 赤い傘ですか。」といって、ホワイトボードにあるものを 取って客役に見せる。
  4. 客「いいえ、その形容詞+N です。例:その 青い傘です。」
  5. 店員は 客に言われた通りの物を取り、 「はい、どうぞ。 」と言いながら、渡す。
  6. 復習になるので、 時間があれば、「いくらですか」「~円です」 などを追加してもいい。

オンライン授業で

もともと、オンライン授業用に作りました。やり方は学校授業同様にC-2を練習してから、この活動を行います。 オンラインの方が、離れている分 難しくなりますが、その分、伝えなければという気持ちがでるので、形容詞を覚えやすくなると思います。

まず、このPDFを開いておく。授業でzoomを使用しているのであれば、生徒も書き込めるように設定し、授業で共有する。生徒が書き込めない場合は、 2枚目のイラストに あらかじめ番号を振っておき、授業の時に共有する。下記は例です。

  1. 店員役「いらっしゃいませ。」
  2. 客役「すみません、(共有しているイラストの中から一つ選んで)その N をみせてください。」例:その 傘を見せてください
  3. 店員「(共有画面を見ながら)この 形容詞+N ですか。例:この 赤い傘ですか。」
  4. 客「いいえ、その形容詞+N です。例:その 青い傘です。」
  5. 店員「はい、どうぞ。 」生徒が書き込み出来る場合、正しいものに印をつけてもらう。書き込みできない場合は 番号を 言ってもらい、正しいか確認する。客役と同時に言ってもらうやり方もいい。
ぽすこ
ぽすこ

日本では お客さんが「こんにちは」や「ありがとう」とあまり言わないので、それも教えるといいと思います。(関東だけかもしれませんが…)ただ教えると、時々 信じられないという顔をされます。ポーランドでは言わない客は失礼になります。

活動C-2プリント ダウンロード

上記はサンプルです。イラストがあるため 編集不可です。

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