小さいお子さんに。自作のカラーボールで、キャッチボールや ジャグリング、玉入れなどしながら、楽しく色の言い方を教えよう。
BRUNO online なら こどもが 喜ぶ かわいいグッズも。 左はソフトボーリング、右はムーミンの積み木 #広告
対象年齢と 準備
対象年齢は?
まだ母国語の字も覚えていないくらいからの 幼児向け。 読み書きなしで、覚えることができます。もう少し上の子は こちらの色の教え方もどうぞ。
カラーボールを作る 1(紙で作る)
一番安くすみ、すぐ作ることができます。 その場でどんどん量産できますが、 紙なので、すぐに破れたり、テープが剥がれたりします。臨時で作る、準備する時間がない、数回限り使用などの時にはお勧めです。
●材料●
- いらない プリント類、チラシ、新聞紙など
- 色々な色のペーパーフラワー(花を作る薄くてやわらかい紙)又は 包装紙。なるべく柔らかい紙
- セロテープ 又は 両面テープ
●作り方●
- いらない紙、チラシなどを 丸める(いくつか丸めた場合は最後に大きい紙で全て覆ってから、丸める)
- その上に両面テープを貼る
- 色のついたペーパーフラワーで、1を覆い、貼ってある両面テープにつけていく。フラワーペーパー一枚だと簡単に破れるかもしれないので、2重にする。
カラーボールを作る2 (フェルトで作る)
![](https://nihongoposko.com/wp-content/uploads/2023/08/kolorball-feruto-1024x576.jpg)
フェルトカラーボールは 紙より頑丈で、破れません。また、中に細かいもの(ここではストロー)を入れるので、音が鳴り、それを楽しむこともできます。 長く使う人、たくさん子供授業がある人に お勧めです。
●材料●
- カラーフェルト A5サイズ程度
- 太めの糸
- 針
- プラスチックストロー (フエルトの中に入れるものなので、ビーズなど他のものでも代用可)
- ハサミ
●作り方●
- プラスチックのストローをハサミで細かく切る。
- フエルトを 半分に折って、中に1を入れる。少な目に入れると わずかに音が鳴ります。
- 入れたら、そのまま閉じる。
- 針に糸を通し、縫っていく。 縫い方は自由だが、中身が出ないように縫う。
![ぽすこ](https://nihongoposko.com/wp-content/uploads/2023/06/1349598835939-e1686517360375-150x150.jpg)
日本には100円ショップという便利なものがあるので、フェルトボールの中に入れるものは 他にたくさんいい物があると思います。 ここポーランドは そういった便利な店がないのと、日本より日用品は高いので、安上がりの ストローお徳用や フラワーペーパーなどを使ってます。
遊び方
遊び方は色々あると思います。ここではいくつか 遊び方を書いておきます。
★ 定番 キャッチボール★
- 教師が 色の名前を言って、投げる。
- 児童が そのボールをとり、投げるときに 同じ色の名前を言う。
- しばらく同じ色で続ける。 その後、違う色で同様に行う。
- 慣れてきたら、今度は 教師側が ボールを受け取るたびに 違う色のボールを投げる。投げるときは 色を言う。
- それに 慣れてきたら、今度は教師側ではなくて、児童側に たくさんのカラーボールを置き、児童側で 毎回色を変えて投げる。 その時に色の名前を言わせること。
★玉入れキャッチボール★
キャッチボールは手と手なので 少し難易度が高いです。 玉入れキャッチボールなら、とる範囲も広いので、もっと簡単にできます。
- 入れ物を用意。 大き目のカゴ、クッキーや飴の缶、箱など。
- 教師側、児童側、それぞれ箱を持つ。
- キャッチボール同様、教師が 色を言い、児童が持っている箱めがけて投げる。
- 児童は箱でキャッチしたカラーボールを取って、色を言って 教師側の箱めがけて投げる。
- キャッチボール同様に 色を増やしていく。
- 飽きるかもしれないので、お互い同時にカラーボールを投げて それぞれが その色の名前を言いながら 箱で捕るなど しても楽しいと思います。また、わざと高くあげて、とらせるなどもいいと思います。
★玉入れ 1★
- 深めの箱やカゴを用意。 深めの帽子や、鍋、バケツなどでもOK. 深くてたくさんボールが入れられるものを準備する。
- まず色を言う練習 (カラーボールを並べて。 これは 赤、 これは白 )
- 児童の前に 全部のカラーボールを置いておく。 教師は カゴを持つ。
- 教師が「(色の名前)~をください」と言い、 児童が 正しい色を選んで 教師の持っているカゴに 入れる。 (投げるもOK)
- 4を繰りかえす。間違えた場合は、カゴに入れないで、児童に返却。
- グループクラスだった場合は、 チーム対抗にして、児童が~ください を言い、別の児童が正しい色を入れる。 時間を図り時間内にたくさん入れたほうが勝ち。
★玉入れ 2★
- 玉入れ1同様、深めの箱やカゴを用意。 深めの帽子や、鍋、バケツなどでもOK. 深くてたくさんボールが入れられるものを準備する。
- 玉入れ1同様、まず色を言う練習 (カラーボールを並べて。 これは 赤、 これは白 )
- 児童の前に 全部のカラーボールを置いておく。 箱又はカゴを机の上に 何個か置く。その際、 横に並べるのではなく、 それぞれ違う配置にする。 (例:1の箱は 児童から近いが、2の箱は 遠いなど。)
- 教師が 1の箱を指して、「これは 赤です。赤をください」と言い、 児童が 赤を選んで そこに入るようにめがけて投げる。
- 一巡目、二巡目ぐらいまでは 全ての箱について 色の名前を言うが、 慣れてきたら色の名前を教師は言わず、 児童が考えて同じ色が入っている 箱めがけて手持ちのカラーボールがなくなるまで投げる。
- 最後に、 全部正しい色が入っているか、箱から取り出して確認。 数を数えてもよい。 数の勉強にもなります。
- グループクラスだった場合は、 チーム対抗にして、どちらの役もやる。
いかがでしたでしょうか。 ここに書かれている遊び方はほんの一例だと思います。他にも 色を言いながらジャグリングなど 、カラーボールさえあれば 色々な遊びができます。ぜひ、カラーボールを作ってみてください。 なお、市販のおもちゃのカラーボールなどは 硬くて あたると痛いことがあります。 小さい子供にはフェルトや紙の カラーボールが 安全かと思います。