幼児向け 色の授業。 カラーボールで 投げながら色を覚えよう。

子ども教材

小さいお子さんに。自作のカラーボールで、キャッチボールや ジャグリング、玉入れなどしながら、楽しく色の言い方を教えよう。

BRUNO online なら こどもが 喜ぶ かわいいグッズも。 左はソフトボーリング、右はムーミンの積み木 #広告

対象年齢と 準備

対象年齢は?

まだ母国語の字も覚えていないくらいからの 幼児向け。 読み書きなしで、覚えることができます。もう少し上の子は こちらの色の教え方もどうぞ。

カラーボールを作る 1(紙で作る)

一番安くすみ、すぐ作ることができます。 その場でどんどん量産できますが、 紙なので、すぐに破れたり、テープが剥がれたりします。臨時で作る、準備する時間がない、数回限り使用などの時にはお勧めです。

●材料●

  • いらない プリント類、チラシ、新聞紙など
  • 色々な色のペーパーフラワー(花を作る薄くてやわらかい紙)又は 包装紙。なるべく柔らかい紙
  • セロテープ 又は 両面テープ

●作り方●

  1. いらない紙、チラシなどを 丸める(いくつか丸めた場合は最後に大きい紙で全て覆ってから、丸める)
  2. その上に両面テープを貼る
  3. 色のついたペーパーフラワーで、1を覆い、貼ってある両面テープにつけていく。フラワーペーパー一枚だと簡単に破れるかもしれないので、2重にする。

カラーボールを作る2 (フェルトで作る)

フェルトカラーボールは 紙より頑丈で、破れません。また、中に細かいもの(ここではストロー)を入れるので、音が鳴り、それを楽しむこともできます。 長く使う人、たくさん子供授業がある人に お勧めです。

●材料●

  • カラーフェルト A5サイズ程度
  • 太めの糸
  • プラスチックストロー (フエルトの中に入れるものなので、ビーズなど他のものでも代用可)
  • ハサミ

●作り方●

  1. プラスチックのストローをハサミで細かく切る。
  2. フエルトを 半分に折って、中に1を入れる。少な目に入れると わずかに音が鳴ります。
  3. 入れたら、そのまま閉じる。
  4. 針に糸を通し、縫っていく。 縫い方は自由だが、中身が出ないように縫う。

ぽすこ
ぽすこ

日本には100円ショップという便利なものがあるので、フェルトボールの中に入れるものは 他にたくさんいい物があると思います。 ここポーランドは そういった便利な店がないのと、日本より日用品は高いので、安上がりの ストローお徳用や フラワーペーパーなどを使ってます。

遊び方

遊び方は色々あると思います。ここではいくつか 遊び方を書いておきます。

★ 定番 キャッチボール★

  1. 教師が 色の名前を言って、投げる。
  2. 児童が そのボールをとり、投げるときに 同じ色の名前を言う。
  3. しばらく同じ色で続ける。 その後、違う色で同様に行う。
  4. 慣れてきたら、今度は 教師側が ボールを受け取るたびに 違う色のボールを投げる。投げるときは 色を言う。
  5. それに 慣れてきたら、今度は教師側ではなくて、児童側に たくさんのカラーボールを置き、児童側で 毎回色を変えて投げる。 その時に色の名前を言わせること。

★玉入れキャッチボール★

キャッチボールは手と手なので 少し難易度が高いです。 玉入れキャッチボールなら、とる範囲も広いので、もっと簡単にできます。

  1. 入れ物を用意。 大き目のカゴ、クッキーや飴の缶、箱など。
  2. 教師側、児童側、それぞれ箱を持つ。
  3. キャッチボール同様、教師が 色を言い、児童が持っている箱めがけて投げる。
  4. 児童は箱でキャッチしたカラーボールを取って、色を言って 教師側の箱めがけて投げる。
  5. キャッチボール同様に 色を増やしていく。
  6. 飽きるかもしれないので、お互い同時にカラーボールを投げて それぞれが その色の名前を言いながら 箱で捕るなど しても楽しいと思います。また、わざと高くあげて、とらせるなどもいいと思います。

★玉入れ 1★

  1. 深めの箱やカゴを用意。 深めの帽子や、鍋、バケツなどでもOK. 深くてたくさんボールが入れられるものを準備する。
  2. まず色を言う練習 (カラーボールを並べて。 これは 赤、 これは白 )
  3. 児童の前に 全部のカラーボールを置いておく。 教師は カゴを持つ。
  4. 教師が「(色の名前)~をください」と言い、 児童が 正しい色を選んで 教師の持っているカゴに 入れる。 (投げるもOK)
  5. 4を繰りかえす。間違えた場合は、カゴに入れないで、児童に返却。
  6. グループクラスだった場合は、 チーム対抗にして、児童が~ください を言い、別の児童が正しい色を入れる。 時間を図り時間内にたくさん入れたほうが勝ち。

★玉入れ 2★

  1. 玉入れ1同様、深めの箱やカゴを用意。 深めの帽子や、鍋、バケツなどでもOK. 深くてたくさんボールが入れられるものを準備する。
  2. 玉入れ1同様、まず色を言う練習 (カラーボールを並べて。 これは 赤、 これは白 )
  3. 児童の前に 全部のカラーボールを置いておく。 箱又はカゴを机の上に 何個か置く。その際、 横に並べるのではなく、 それぞれ違う配置にする。 (例:1の箱は 児童から近いが、2の箱は 遠いなど。)
  4. 教師が 1の箱を指して、「これは 赤です。赤をください」と言い、 児童が 赤を選んで そこに入るようにめがけて投げる。
  5. 一巡目、二巡目ぐらいまでは 全ての箱について 色の名前を言うが、 慣れてきたら色の名前を教師は言わず、 児童が考えて同じ色が入っている 箱めがけて手持ちのカラーボールがなくなるまで投げる。
  6. 最後に、 全部正しい色が入っているか、箱から取り出して確認。 数を数えてもよい。 数の勉強にもなります。
  7. グループクラスだった場合は、 チーム対抗にして、どちらの役もやる。

いかがでしたでしょうか。 ここに書かれている遊び方はほんの一例だと思います。他にも 色を言いながらジャグリングなど 、カラーボールさえあれば 色々な遊びができます。ぜひ、カラーボールを作ってみてください。 なお、市販のおもちゃのカラーボールなどは 硬くて あたると痛いことがあります。 小さい子供にはフェルトや紙の カラーボールが 安全かと思います。

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